一般的に瞑想と呼ばれているトレーニング手法は効果大と聞いていたが、米国で大流行しているらしい
その理由は、宗教的概念を排除して科学的アプローチで多くの研究成果が発表さてきたからだそうである。
瞑想の前と後で、MRIで脳をスキャンした実験結果がすごい!
なんと、学習や記憶、感情コントロールに関係するとみられている左海馬と呼ばれる領域が大きくなっていた。うつ病患者などはこの領域の灰白質が少ないことが確認されている。
また思いやりや同情に関連するといわれている側頭頭頂接合部という領域も大きくなっていた。
反対に不安やストレスを抱えると灰白質が大きくなる扁桃体では、灰白質が少なくなっていた。
また、瞑想の後で血液検査した実験データがまたすごい!
19人の瞑想熟練者に8時間に渡って瞑想を続けてもらったあと、血液細胞の分子分析を行った。
その結果、炎症関連の遺伝子「RIPK2」、「COX2」と、数個のHDAC遺伝子に影響があることが分かった。
特に、コルチゾールと呼ばれるホルモンの生成に関係する遺伝子のスイッチのボリュームが下げられていることが分かった。
コルチゾールはストレスなどによって生成され、分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらすという。
だそうである。