概要
Microsoftが3月の累積的な更新プログラム(月例パッチ)を適用した後、特定の条件で印刷しようとすると、Windows 10デバイスがブルースクリーン(BSOD)でクラッシュする可能性があります。当社へのお問合せも多くありましたので注意喚起として情報共有致します。
内容
KB5000802をインストールした後、一部のアプリで特定のプリンターに印刷しようとすると、ブルースクリーンでAPC_INDEX_MISMATCHエラーが発生する場合があります。この問題は、Type3プリンタードライバーのサブセットに影響し、Type4のプリンタードライバーには影響しません。
影響を受けるプラットフォーム
- クライアント:Windows 10、バージョン20H2; Windows 10、バージョン2004; Windows 10、バージョン1909; Windows 10、バージョン1809; Windows 10 Enterprise LTSC 2019; Windows 10、バージョン1803
- サーバー:Windows Server、バージョン20H2; Windows Server、バージョン2004; Windows Server、バージョン1909; Windows Server、バージョン1809; Windows Server 2019; Windows Server、バージョン1803
対策:回避策
①問題となる更新プログラムを削除後、アップデートを停止して再度インストールされることを防ぐか、メーカーから提供されているドライバをあて直す。
- Windows 10 version 1803 — KB5000809
- Windows 10 version 1809 — KB5000822
- Windows 10 version 1909 — KB5000808
- Windows 10 version 2004と20H2 — KB5000802
②該当のWindowsUpdateを行う
KB5001567の更新プログラムをインストール。ただし累積的な更新であるため、インストールする前に以前の更新を適用する必要はありません。
Microsoft 365 アプリの Internet Explorer 11 のサポート終了と Windows 10 での Microsoft Edge レガシー版のサービス終了
Microsoft365アプリおよびサービスにおける Internet Explorer 11 (IE 11) のサポートが終了することを発表されました
- 2020年11月30日をもって、Microsoft Teams Web アプリにおける IE 11 のサポートの終了
- 2021年08月17日をもって、Microsoft Teams以外の Microsoft365アプリおよびサービスにおけるIE 11のサポートの終了。
Internet Explorer 11を使ってMicrosoft365(Office365)をご利用のお客様は、Edgeまたは別のブラウザ利用をご検討ください。
出典:Microsoft公式
Microsoft 365 アプリの Internet Explorer 11 のサポート終了と Windows 10 での Microsoft Edge レガシー版のサービス終了 - Windows Blog for Japan