| 大きなきっかけは、何と言っても薬事法の改正により2004年から、血液製剤やワクチンなどの生物由来製品に関する規制が強化され、個々の製品を識別して、調達・加工・生産・流通・販売・廃棄に渡るまで履歴情報をきちんと参照できるようにすることが義務付けられました。例えば当社が得意な心臓外科領域でよく扱う、心臓弁膜症治療に使う生体弁はウシやブタから採取しますので、この規制に当てはまります。 もう一つは、業界に特有の多種多岐に渡る数万点の膨大な在庫品と、メーカーからの預かり品や病院への貸出し品などの複雑な在庫管理。また滅菌期限(使用期限)切れによる不良在庫の増加など、これまで複雑で管理が難しかった在庫形態による大きな損失をなんとかできないか?というものでした。 |
| かなりの投資になるので、いろいろとシステムや業者を探していく中で出会ったのですが、業界に完全に特化していて漏れのない機能と実績は勿論、ピンと来たのはやはり「まじめさ」と「九州の地場企業」でしょうか。 松脇社長を始め皆さんが技術経験者ですから、経験も豊富で良く知っているし、どうしたら実現できるか真剣に考えて提案してくれましたね。 ただ、真面目すぎて融通が利かないこともありましたが話せばわかってもらえました・・・(笑) また、他の業者は東京や大阪がほとんどでしたが、テクノアートさんは九州の地場企業ということで、何かあったらすぐに対応してくれるだろうという安心感がありました。 実際、導入するときも平日は時間が取れないので、土曜日の教育を3ヶ月間実施するなど融通を利かせてもらったり、導入後のサポートも対応が早いです。 決め手は、システムの内容も当然ですが、長年付き合っていける会社なのか?この点でも「まじめさ」と「地場企業」であることが大きなポイントになりました。 |
| まず突き当たったのは、導入検討時における事務系社員を中心とする反対でした。つまり単純に、〔高機能システム導入=リストラ〕となると思ったのです。また、営業部門でも"なあなあ"の関係で過ごしてきた事務報告が大幅に面倒になるのでは?との考えから反発が起きました。 しかし、法改正という大波は避けようがなく、不良在庫による損失は多大であり、背に腹は代えられない状況でした。そこで、テクノアートさんから知恵を出していただき、各部門や営業所の代表を集めた「勉強会」を行うことにしました。何度も行った勉強会の中で、どれだけの無駄や杜撰さが放置されてきて、それが自分たちに回りまわって降り掛かってきていたのだという事を理解するとともに、自信を持ってより良い仕事をして行くためのアイディアや方策を出し合って新しい仕事に挑む"姿勢"づくりをおこない、実務面では、準備していただいた練習用サイトを使って、入力・操作の習得を繰り返し行ない、心身両面ともに十分な体勢で本番に臨むことが出来ました。 |
| それまでいい加減だったものを一つ一つ確認し、確実に入力していかなければ会社の業務そのものが成り立たない訳ですから、各自も自分の一日の行動をしっかり把握・整理しなければならなくなり、導入初期は確かに大変でした。 しかし、半年間程の我慢の時期を過ぎると、それが "会社のルール"となり、毎日の業務や改善提案、怠慢指摘時などにおいて一本、筋が通った根拠を目に見える形で与えてくれるので、より良い業務フローの創出や、各自の仕事への自信や誇りにもなって、リストラどころか、返って定着率が上がりました。そして何といっても導入前には年間数千万円もあった不良在庫による損失が、現在では数十万円以下に収まっています。 |
| ズバリ80%以上ですね。残り20%弱は、メンテナンス料ですね。私自信は十分に満足出来る価格でやって頂いている事は解っているのですが、中にはその理由が理解出来ない人も…(笑)。 懸案だった在庫管理は予想以上の効果を上げてくれましたし、社員の仕事への取り組み姿勢も前向きになりました。もともとのシステムの完成度や実績、地元九州にある事、まじめでひたむきである事なども大きな要素でしょうか。 今後は基本業務以外の、これまで会社ではなく「人」に付いていた営業ノウハウ。一歩踏み込んだ顧客管理、例えばある種の手術を行うに際して、必要な全商品を即リストアップ出来るような、ノウハウのデータベース化などに取り組んで行きたいと思っています。 採用のきっかけでもあった、非常に優れた"話を聞く力と提案する力を合わせた想像力"を更に提供していただいて、今後の展開にも是非ご協力頂ければと思っています。 |
![]() 九州メディカルサービス株式会社 |
福岡県久留米市にて1980年(昭和55)に心臓関連機器の取扱を中心に創業。 現在では人工心肺や人工血管を始め、総合医療器具・消耗品のサプライヤーとして九州全域および関東に販売を展開。特に心臓外科・循環器内科においては非常に高い信頼を得ている。 各種医療器具から高度な医療機器までと周辺サービスを、病院を通じて提供し、人々が快適な生活を取り戻す道筋を築くサポートすることを企業理念としている。 久留米本社の他、九州に7営業所および東京営業所。また、調剤薬局や介護施設なども展開している。 日本医科機器商工団体連合会・医療機器販売適正事業所。 |
| < 関連会社 > アデックス株式会社 有限会社サンメディック NESTEP,INC |
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